細菌とウイルスの違い

世の中には菌やウイルスによっていろいろな病気にかかります。

今は2020/04現在、コロナウイルスで世界が大変なことになっています。

マスクや消毒用エタノール(アルコール消毒液)が入手困難になっていますね。

コロナって何なんだろうって知っておくだけでも、「こういうところに行かなきゃいいんだ」とか「最低限こういうことを気をつけておけばいいんだ」とかウイルスにかかる可能性を下げることができるかもしれません。

細菌というのは細胞を持っていて、目で見ることのできない小さな生き物です。
一つの細胞しかないので単細胞生物です。
自分を複製(コピー)して増えていきます。
悪い菌と良い菌があり、人に良くないことをする菌は 大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌など があります。
納豆菌やビフィズス菌などは人に良いことをしてくれます。
悪い菌をやっつけることを助けてくれる薬は抗菌剤です。
抗菌剤は聞いたことある人が多いのではないかと思います。
病院の先生は「免疫を高めて菌を退治する薬」みたいに言っていたことがあるような気がします。

ウイルスについては、 細菌の50分の1程度の大きさ なんだそうです。
普通に手に入るマスクでは通過してしまうほどの小ささです。
ウイルスは自分で細胞を持たず生物ではないとも言われています。
抗菌剤は効きませんが、ワクチンがあれば生物の体に抗体を作って撃破できるようになります。
ウイルスは生物に寄生して、生物の細胞に自分の代わりに働いてもらって(生物の細胞に命令を出す)自分を増やしていくという動きをします。
とはいっても、寄生された側の生物の細胞が言うことを聞くとは限りません。
免疫が弱っていたり、内臓が不全の場合にウイルスの命令を聞いてしまうことがあります。
なので、新型コロナにかかっても治ってしまう人がいるのは免疫がコロナに勝てるくらいあるからです。
新型コロナの命令を聞いてしまうと・・・皆さんご存じの通りやばいことになります。

以上が菌とウイルスの違いです。
先程、ウイルスはマスクを通過すると書きました。
「え、じゃあマスクしてても意味ないじゃん」と思いますよね。
もし空気中に舞っていたらそうかもしれません。
しかし、新型コロナウイルスは飛沫感染と言われています。
飛沫とは、人が喋ったり咳をしたりして飛んでいくことです。
なので、水分に包まれて飛んでいきます。
そうするとマスクでも侵入を防げます。

水分に包まれて飛んでいくということは、重力によって下に落ちます。
咳やくしゃみによって飛ぶととても軽いので浮遊しながら下に落ちますが、
2メートル以上離れていれば飛沫感染の可能性は低い(ほぼ無い)と考えられています。

そうなんだなと知っておくだけでも防げることはあるかもしれません。
何にしても「多分大丈夫」と思わないように行動しましょう。
今はなるべく感染を広げないように考え
行かなきゃいけないところがあるならばせめて
「あそこならこういう場所だから大丈夫」と考えながら行動しましょう。

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